翻訳と国産地

英文を扱う上で、国の名前と、その国産地を表す言葉の使いづらさに戸惑う事もあると思います。

「ジャパン」や、「フランス」や、「イギリス」や、「イタリヤ」や、「チャイナ」など、これらは、言うまでもないとは思いますが、国名になります。

そして、「ジャパニーズ」や、「フレンチ」や、「イングリッシュ」や、「イタリアン」や、「チャイニーズ」などは、国民や国産地や、国産品を表す言葉になるので、場合によっては大変分かりづらい場合もあり、例えば、「彼は、ジャパニーズだ」とか、「フレンチは美味だ」の様な表現ならば、それが、国民であったり、料理の事を指しているのは、すぐ理解する事が出来るでしょうが、「あれは、イングリッシュだ」とか、「これは、チャイニーズなのか?」の様な表現になると、なんの事を指しているのかは、翻訳会社や翻訳家が、前後の文章や、状況から読み取らなければいけなくなります。

そして、「イングリッシュ」には、「イギリス」意外にも「イングランド」のものとして使われる事が多いですし、自国の人間でさえ、混在してしまう事もあるそうですので、これらの分かりづらさは、英文の仕様だと、開き直るしかないのかもしれません。

翻訳と言葉の組み合わせ

翻訳においては、日本語に翻訳する場合は、他国の言語をただ直訳するだけではなく、それらを、日本語の、時と場合に相応しい表現に直す事が必要となります。

そして、英語などに比べると、日本語の語彙は非常に多いので、表現の幅が広いと言えるかもしれませんが、細かい状況に対応した語彙が多いともとれますので、場面に相応しい翻訳が必要となってくるのです。

例えば、花畑の表現などでは、「辺りを見渡すと、花が敷き詰められていた」の様な表現は少し違和感を覚えますし、「敷き詰められる」と言う表現は、ネガティブな状況で使う様な感じもします。

そして、「辺りを見渡すと、色とりどりの花が咲いていた」や、「辺りを見渡すと、花が咲き乱れていた」や、「辺りを見渡すと、花で覆われていた」の様に、表現の仕方によって、違った印象になってきますし、微妙な言い回しを変えたりすれば、無限に表現描写が可能になってきます。

翻訳会社や翻訳者は、全体の文章を見た上で、どの様な表現が一番相応しいか選びだし、適切に当てはめて行かなければならないので、常に、無限の言葉の組み合わせを作り出していくものなのかもしれません。